令和6年元旦。
夕刻、けたたましいアラームが鳴ると間もなく木曽でも大きく長い揺れがありました。
震源が能登半島と知り十数年前の能登半島沖地震を思い出しました。
能登には有数の温泉地と我々漆器という伝統工芸に携わり生業とする者にはその代表格である
輪島の産地があります。
私たちにとって、その温泉地の旅館・ホテルには多くのお得意先様が、
そして輪島には多くの同業者がいます。
連絡のついた皆様の無事に安堵すると同時に自宅の倒壊や避難所生活、ホテル施設の被害等
過去のそれよりはるかに大きな被害に驚き心配は絶えません。
能登地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
まだまだ全容が見えなく不安やご不便も多いかと思いますが着実に復興に向かわれますこと
をお祈りします・・・祈るだけではなく共に歩みます。
輪島漆器産地の皆さまへ
当産地も組合上げて皆さまのお役に立ちたく、その方法を模索しています。
仕事のお手伝い・工房の臨時貸出・道具の供給等を相談頂ける窓口の設置も考えられると
思います。
共に頑張りましょう。