2024/01/26

漆器でパン~普段の暮らしに漆器


我が家はパン皿も漆器

普段の暮らしにこそ漆器を。
軽さ、手の馴染み、温もり…
使ってこそ
漆器の良さってわかるものですね。
背筋を伸ばして使うというのではなく
自然に手が伸びて
棚から漆器を取り出し・・・
気楽に安心して使える
気持ちも和む

というわけでほぼ昼食は
毎日パンという私は
変わり映えなく
この日も漆器にパンを載せて・・・(笑)





ただ、ほっこりするだけでなく

洗練された印象もあったら◎

そんなイメージで作ったのは

縁周りに細~く描いた銀のライン。

この繊細さがポイントに!


白木は白木の優しい雰囲気、かつ、

木目を活かすためにウレタン塗装に

なっています。

黒は漆塗りです。

オフィシャルサイト【GAKURA】にて販売中です。→★



In our home, even the bread plate is lacquerware.

It's only when you use it that you truly appreciate the lightness, 

the comfortable feel in your hands, and the warmth...

you understand the beauty of lacquerware.

Instead of consciously straightening your posture to use it, 

let your hand naturally reach for lacquerware on the shelf. 

It's easygoing, reassuring, and evokes a sense of tranquility. 

So, without much change, today's lunch is once again a 

piece of bread on a lacquerware plate...

However, it's not just about feeling cozy; imagine a dish that not 

only brings warmth but also exudes sophistication. 

Enter the plate with a delicately drawn silver line around the edge

this subtlety is the key point of its refinement.





 

2024/01/13

漆器産地としてできること 能登半島地震

 

先日の市民タイムスで掲載いただきました。

能登半島地震における支援、

様々な方たちがさまざまな形で

おこなわれるようになってきています。

ここ木曽平沢でも漆器組合から

動き出しています。


伝統工芸の漆器製造を担う

同じ仲間として

産地復興に向け

「全力で支援を!」


気候や風土が異なるため

難しい面もありますが

必要に応じて木曽平沢での臨時工房や

道具の提供などの対応も検討しています。


長期戦になるでしょうが

また輪島で…

仕事を再開できるように…

そのための環境づくりの

お手伝いができればと

心から願います。


気持ち、目を寄せ続け

息の長い支援を!


2024/01/08

令和6年能登半島地震にあたり

 令和6年元旦。

夕刻、けたたましいアラームが鳴ると間もなく木曽でも大きく長い揺れがありました。

震源が能登半島と知り十数年前の能登半島沖地震を思い出しました。

能登には有数の温泉地と我々漆器という伝統工芸に携わり生業とする者にはその代表格である

輪島の産地があります。

私たちにとって、その温泉地の旅館・ホテルには多くのお得意先様が、

そして輪島には多くの同業者がいます。

連絡のついた皆様の無事に安堵すると同時に自宅の倒壊や避難所生活、ホテル施設の被害等

過去のそれよりはるかに大きな被害に驚き心配は絶えません。

能登地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

まだまだ全容が見えなく不安やご不便も多いかと思いますが着実に復興に向かわれますこと

をお祈りします・・・祈るだけではなく共に歩みます。


輪島漆器産地の皆さまへ

当産地も組合上げて皆さまのお役に立ちたく、その方法を模索しています。

仕事のお手伝い・工房の臨時貸出・道具の供給等を相談頂ける窓口の設置も考えられると

思います。

共に頑張りましょう。






漆器のある暮らし

 

今年のお年とり、お節とりには

折敷を使わず、和紙を。

そこに和稽古サロンtamayuraで

えていただいた書を添えて。

松竹梅や松が描かれた蒔絵皿を使って

華やかさをプラス。

我が家のテーブルは奥行きがないので

和紙のランチョンマットは

サイズをカスタマイズできるという

便利さもよく、和紙の清らかさも加わり

&安上がりでいいかも?なんて(^^;

(漆器屋さんなのに~(笑笑)


残り物のおデザをいただいた日は

蔦の蒔絵皿にシフトしてみました。

蒔絵はやはり晴れやかな気持ちに

なってよいものです。

ハレの日に使いたい漆器、

日常使いの漆器、

いずれも使ってこそ漆器の良さが

分かると思います。

今年も微力ではありますが

暮らしの中の漆器使いを

お伝えしていけたらと思っています。

どうぞ宜しくお願いいたします。


I believe that the true essence of lacquerware is

revealed when used both on special occasions and

in daily life. Though my efforts may be modest,

I aim to share insights into incorporating lacquerwa.re

our everyday living this year.

Your support is greatly appreciated .

Thank you!

▶使用した漆器

・蒔絵皿 蔦 5枚組





2024/01/07

新年のご挨拶

 


この度の能登半島地震により
被害に遭われました皆様に
心よりお見舞い申しあげます。

そして被災地の一日も早い復興を
お祈り申し上げます。


昨年もたくさんの方々に
支えていただき、
ありがとうございました。
今年も皆様の暮らしに
‘笑顔、を添えることができるような
そんな商品作りができたらと・・・
思っています。
2024年もどうぞ宜しく
お願いいたします。


敬白